思い遣り(おもいやり)は、お金じゃ語れない?

スタッフの永瀬です。


さっそくですが、みなさんは「お金」についてどう思われますか?


「お金は生きていくために絶対必要!」
「お金にはこだわってないけど、あるだけ欲しいかなぁ」


もちろん、いろんな意見があると思います。
僕自身、お金が無いと途方に暮れてしまいますし、生活も成り立たなくて大変です。





ただ最近、お金だけじゃ語れない部分もあるな~、と思ったのです。



たとえば、「思い遣り」を発揮するときに
お金のことを意識することはほとんどありません。


目の前を歩いている人が財布を落とし、
拾ってあげたからといって


「拾ったんだからお礼としてお金をくれ!」


そんな人見たことありません。



「財布を無くしたら、あの人が困ってしまうから」
「『ありがとう』と感謝されると、すがすがしいから」


きっと、そんな動機で動いている人も多いんじゃないでしょうか??


お金は大切。
だけど、それだけじゃ割り切きれない。


不思議なことですが、人ってそういうものなんでしょうかね~





疑問を抱えていた矢先、そんな気持ちをズバリ!と
言い当てた言葉に出会いました。

ちょっと難しい言葉ですが、


「市場規範」「社会規範」


という行動経済学の言葉です。


簡単にいうと、


「市場規範」・・・金銭的なつながりをもとにした価値判断
「社会規範」・・・社会的なつながりをもとにした価値判断


といった意味になります。


この言葉に従えば、思い遣りは、社会規範に従っていると考えられるでしょう。


「お金あげるから財布探して」と言われてもなんかモヤモヤする。
それは、思いやりの世界に市場規範を持ち込まれたからなのでしょうね。




「この人のために何かしたい!」
そんな、見返りを求めない気持ちがある。

それは人間にとって、人とのつながりがお金と同じくらい
あるいはそれ以上に大切だから。



いつの間にか、誰しもがそう気づいているからかもしれませんね。



以前、宮内社長もブログで「報酬ゼロでも・・・うまくいくの?」を書いておられました。
そちらもぜひ読んでみてください~
https://ameblo.jp/miyauchifudousan/entry-12433864245.html


ではでは、また次回(^^♪